

2007.03.14 Release ¥3,059(TAX in)

02.Wake me up!
03.彩り

このアルバムのイントロ部に当たる 『叫び 祈り』 。
最初に聴いたときは、「んん~??」って不思議な感覚でした

なんか・・・ちょっと民族的な、でもガツガツとしたギターの音色とドラムの響きに魅せられるメロディー

桜井さんはここで 『HOME』 の何を表現したかったのかな~

正直・・・他のアルバムのイントロよりも、これはかなり異色を放ってる気がするんですよね

このイントロ自体は嫌いじゃないし、それはそれですごく味があって好きなんだけど
『HOME』 のアルバムに入れたことには何か深い意図がありそうだな~って。
そして、残念ながら私はまだその意図に気づけていません(苦笑)
ここでの桜井さんのシャウトが、、、妙に何かを訴えていて、とても物悲しく聴こえてしまう。。。

『叫び 祈り』 というタイトルからは
現代社会への懇願(叫び)と、未来への希望(祈り)を描いているようにも受け取れます

う~ん・・・どちらにしろ、とっても深い意味がありそう。。。気になるなぁ~・・・(^_^;)
そして、トラックでは2曲目に当たる 『Wake me up!』 。
これはもうとっても爽快で元気の出るメロディーですよね


一言で感想を言うなら・・・朝の目覚めに聴きたい1曲(笑) ありきたりだなぁ~


イントロのJENのドラムから音が重なっていく感じがあって、徐々にテンションが上がります

タイトルを直訳すると、<起こしてください>だから
どことなく他力本願になってしまう自分を奮起させるための歌なのかなって思いました

この曲で1番好きなところは、1コーラス目のBメロですね

<耳を澄ましたら ほら聞こえてきそうだよ ジワジワって地球が回る音 まるでイントロみたいに>
ジワジワと地球が回る音


きっとこれは桜井さんだからこそ生まれる表現だと思います


1番目を見てみると、明るい未来に希望が持てるような歌詞だけれど、
2番目はどちらかと言えば
今の自分に対して「こんなはずじゃない」っていう熱い気持ちが溢れている歌詞のようで・・・
「こんなはずじゃない」・・・きっと誰もが一度は思ったことあるよネ

<自分らしくある事 そこに甘えずに生きていたい でもそのための一歩が踏み出せずにいるんだ>
願望と現実のギャップに失望しそうになるときも
こんなに明るくて、軽快なメロディーに乗せて歌われると救われる気がします

あと、この曲で衝撃を受けたのは最後の部分の歌詞

<革命は起きない ありきたりの日々を 祈るように生きよう Wake me up Wake me up>
すぐに何かが変わることなんてなくて、ありきたりの日々が大事ってコトだよね?
太陽の光を浴びて1日が始まり


そんなありきたりの毎日を、
素敵な繰り返しの日々に変えてくれる、とっても気分が明るくなれる1曲です



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from 2nd Album 『沿志奏逢2』
2008.01.16 Release ¥3,059(TAX in)

08.イロトリドリノセカイ
09.煙突のある街 ・・・

昔、数回原曲を聴いたことがありましたが・・・正直ほとんど記憶に残っていませんでした

『沿志奏逢2』 と 『ap bank fes'07』 で、「あれ?こんなにイイ曲だったっけ??」って思ったくらい

だけど、聴き返してみると原曲のほうもやっぱり素敵ですね(^_^;)
良い意味で、原曲とは大きくイメージが違います。
ジュディマリのほうは、どことなく幻想的というか・・・モヤッと霧がかかったような不思議なイメージ・・・
Bank Bandアレンジは、櫻井さんがハッキリと歌詞を言葉として伝えているためか
まさにタイトルでもある色とりどりの情景が、キラキラ


イントロから櫻井さんがたのしそう(笑)
それに、<涼しげな午前の雲>とか<雛菊の空の中><夏草の匂いのような蒸し暑い午後>など
歌詞で描かれている情景にも1つ1つ具体性があるから
よりいっそうキラキラしたイメージを持ちながら聴き入ることができるんですよね~♪
女性の歌を男性が歌うのは、キーとかかなり大変だと思うんだけど・・・

櫻井さんが歌うとまるで可愛らしい女の子

Bank Bandがこの曲を選曲した理由は何かなぁ~・・・って考えたんですが
この曲に関しては、歌詞のどの部分がメッセージ・・ということじゃなく、
きっとこの曲全体が持つ華やかさとか、キラキラとした情景そのものを伝えたかったんじゃないかな?
うまく言葉にするのは難しいですが、、、『沿志奏逢2』 のイメージにはピッタリです

普段・・忙しく暮らしていると見過ごしてしまう自然の緑とか花々の色を
この曲を聴くとフッと思い出すことができる。。。
ゆっくりと周りの景色を眺めて、生きている物のいろんな色を探してみたいなぁ~って

これは夏が少し過ぎて、秋が訪れる頃の歌

のんびりと散歩とかしながら、秋風のイイ匂いを感じてみたいです





2006.11.15 Release ¥1,200(TAX in)

02. ひびき
03. くるみ -for the Film- 幸福な食卓

イントロの軽快なギターが心を軽やかにさせてくれる曲

『B-SIDE』 で桜井さんが、「自転車に乗りながらできた曲で・・・」 って言っていたとおり、
よく晴れた夏の日の夕方・・ちょうど少し日が落ちかけた頃に
ふらふらと自転車

でも<タンデムシートに~>から始まるってことは、設定はきっとバイクなのかも

好きな人の・・少し調子の外れた歌を背中越しに聞く喜び。
何気ない日常のなかに、実はちゃんと幸せが潜んでいるということを描いた歌だと思います

1番目のサビの部分、ほんとにため息が出るくらい(笑)イイ歌詞なんですよね

<見つからなかった探し物はポケットに入ってました。と
幸せなんかおそらくそんな感じでしょ!?って 君の声は教えてくれる>
あぁ~・・・なんでこれがカップリングなんだろ。。。
絶対シングル曲として売り出しても、確実にヒットするんだけどなぁ・・・・・

去年のクリスマスのテレビ出演で、この曲をクリスマスソングとして披露してくれました

イメージは夏で自転車なんだけど、冬のクリスマスソングとして聴いてもピッタリなんですよね~

なんでだろー


そのとき桜井さんが言っていた言葉、この曲を聴くと思い出します。
「2番目のところで、<外を歩いたら 銃声が聞こえる>っていうのがあるんですけど
きっと幸せにクリスマスを送れない人たちもいるんだろうなぁと思いつつ・・・
でも、どうこうできるわけじゃないんだけれど・・・幸せなラブソングではあるので・・ピッタリかなと。」
そういうことを考えながらこの歌詞を描いたんだと思うと、なんとなく聴き方も変わる。。。
こうして争いもなく幸せに暮らしていけること、大切な人がそばにいることの喜びを
あらためて感じながら聴き入ることができました

3分ちょっとのサイズしかない短い歌だけど
夕暮れに自転車に乗りながら、鼻歌まじりに歌うにはちょうどいい長さです



1999.02.03 Release ¥3,059(TAX in)

07.I'll be
08.#2601 ・・・

この曲を最初に聴いたのは、TOUR POPSAURUS 2001 のDVDでした。
OPENING~花~と続いてこの曲のイントロが流れたとき、
心のなかにスッと心地よい風

先日、某雑誌でコブクロと対談した桜井さんが、この曲を収録したときのエピソードを語っていました。
先に作り上げていたシングルバージョンの録音中、なかなか気持ちが乗らなくなり
スタジオでワインを飲み始め、酔った状態で演奏し、このアルバムバージョンが出来上がったそうです。
すごく微笑ましいエピソードだなぁ~

でも、ふとしたきっかけでこんな名曲ができるなんて・・・
やっぱりMr.Childrenっていうバンドはタダモノではない!

イントロのゆるやかなアコギとピアノの音色が気持ちをリラックスさせてくれるし
出だしの桜井さんの語りかけるような歌い方がすごく好きです!
名波選手の応援歌として作られたことはファンのみなさんであれば当然ご存知だと思いますが、
さすが応援歌だけあって聴いているうちにどんどんパワーが湧き出すような曲

歌詞では、1番も2番もBメロの部分が好きですねー。
とくに2番目の
<いつも心にしてたアイマスクを外してやればいい 不安や迷いと無二の親友になれればいい
旅立とう 明日は無いぞってな具合に 胸に刻みながら一歩ずつ進んで いつだって夢中だ>
不安や迷いなんて・・・できれば捨ててしまいたいけど
無二の親友になれば怖いことなんて何もないんだって、そう言いきかせてくれるところがスゴイ

最近は迷ったり悩んだりしてしまうとき、この曲に励まされることが多いです。
白地図を広げて、明日を待って、、、明るい未来を見ていたい。。。
そんな気持ちにさせてくれる曲です。


2007.01.24 Release ¥500(TAX in)


まずは、なんといってもあのイントロでしょう!! すごくカッコいい!!
単調な電子音で始まり、エッヂの効いたギターのうえにベース音がズシズシと響き渡る・・・
まさに、これぞロック!なカンジがとても好きです。
この作品はよく 『しるし』 と対比されて書かれたりしてますよねー。
たしかに 『しるし』 の発売からたった2ヶ月後にこんなロックな曲を出されたら・・・
もうファンには嬉しくてたまりません


ミスチル(というか桜井さんかな?)の中でも<陰>に分類される曲だと思います。
Aメロでは、人間はみんな作られたマガイモノであり、またそれを見破られないための工作を施していると
かなり自嘲気味に歌っていますね

すごく捻じ曲がった歌なんだけど、でもなんかこの曲を聴いていると
「ハイエナでも這い上がってハイジャンプしちゃおう!」っていうパワーが湧き上がってくるからフシギ~。
この世の中にある虚しさとか寂しさとか、そういうものを全部フェイクだと思えばラクになれるのか?
だけど何度騙されたとしても、懲りずにまた心で感じたものを信じたいと願う気持ちもあって・・・
すごく身近なところで繰り広げられている自問自答のようですよね。
じっくりと歌詞を読むと、自分の気持ちにもよく当てはまる部分がたくさんありました。
この曲がリリースされたときから、早くライブで聴きたいなぁ~

HOMEツアーでイントロが流れてきた瞬間、体中の血がぶわっと逆流するくらいコーフンしちゃいました

そしてBメロから徐々にサビへ続くリズムがヴォルテージを一気に



もうサビではずぅーっとジャンプしてましたもん(笑)
それに、サビ中で桜井さんが<Oh Oh>ってフェイクを入れるところ!
ライブでは全員一体となって両腕を突き上げて


もうこの曲はライブでは欠かせない1曲だと思います。
さらにもう1つ、おまけとして・・・
HOMEツアーでは、この曲の最後<それすら・・・>から
<そのすべて真実>と・・・私の大好きな曲 『Any』 に繋がるワケです。
すべてがフェイクだとさんざん歌っておきながら、実はそのすべてが真実だったなんて
桜井さん、ステキすぎっっっ!! ヾ(>▽<)o